カタツムリ2008年10月25日

キャッシュへのアプローチ!

みなさん、おはようございます。
休日出勤の方、お勤めご苦労さまです。
雨はやっと上がりましたが、まだ雲が厚いですね~
今日も一日「いいスマイル」で生きましょう!

今日の日経新聞13面では、
クライスラーの事務職、1万6000人の25%にあたる
ホワイトカラー4000人がリストラされるそうです。

GMとの合弁によって、新しい業務体制になるため、
業務の効率化を図るためなのだそうですが、
おそらく新しいシステムを導入して、
オペレーション人数を減らすして行くのでしょう。

さて先日のキャッシュについて補足を少しお話します。
コンシューマー機器(家庭用機器)の開発では、
コンピューターの性能を最大限に引き出さなければ、
商品として快適に使用できません。

携帯電話など大量生産する場合、
ハードのコストを最小限に抑えますから、
CPUやメモリなど、部品のランクも下がります。

時には、大量生産されて余ったCPUを安く買い取り、
新しい製品に使ったりもします。

ハードの性能を高める手法の一つが、
キャッシュのヒット率を上げることです。

アルゴリズムを見直すことによって、
プログラムの処理単位が小さくなります。
そしてキャッシュの中に収まれば、
CPUの処理能力が高まるのです。

例えば下のように、1000回ループするような場合。

for(i=0;i<1000;i++)
{
ここの処理がキャシュのメモリー内入るように小さくする。
}

そのためにC言語ではなく、
一部、アセンブラーを使ったりもします。
インラインアセンブラなどの用語も覚えておきましょう。
尚すべての言語は、最終的に機械語に変換されて動作します。
機械語=そのCPUのネイティブ言語と考えて下さい。

補足ですが、関数を呼び出す処理では、
スタック領域にデーターを退避させます。
この部分の処理が無駄を省くだけでもかなり改善されます。

さて話がかなり長くなってしまいましたが、

私達、エンジニアに求められているスキルは、
コンピューターシステムを熟知して、いかに性能を引き出すかです。
その基本となるハードウェアー知識は必須です。

職場にあるコピー機や電話でさえ、
すべての機能は、何かを効率よくするためにあるのです。

クライスラーの4000人のリストラもそうですが、
これからの時代、コンピューターにどれだけ精通しているのか?
また、広い意味でのソフトウェア開発能力を高めて行かなければ、
いずれ使えない人材になってしまうでしょう。

ハードを知る。そしてソフトを考える!

現状認識(世界、職場、仕事)+行動力(アイデア)にも通じます!
是非、この姿勢を全社員に持って欲しいと思います。


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投稿者 shiozumi : 10:31 | トラックバック (0)

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