カタツムリ2010年02月22日

平成22年2月22日

みなさん、おはようございます。

今日は、2の数字が並ぶ日ですね~
ニコ、ニコ、笑顔で行きましょう!

今日は、先日のRC積分回路の計算をしてみます。
抵抗値の値とコンデンサーの容量によって、
矩形波の形を変化させることができます。

最初、電流が流れコンデンサーに充電され、
電流が溜まると、それ以上は流れなくなります。

下の図をご覧ください。
赤の線が5V電源の矩形波です。
緑の線がコンデンサーの波形です。

WS000001.jpg
※別窓で大きく表示可能

徐々に曲線を描きながら、
電気がコンデンサーに蓄積されていくのが分かります。

では実際に何パーセント溜めるのに、
どのぐらいの時間が掛かるか?
その時間を計算してみます。

まずは半分の50%溜まるまでには、
どのぐらいの時間がかかるのか?

このグラフを見ると、
緑の線の2.5Vは12msあたりでしょうか?

実際の計算式は以下のようになります。

T = -ln ( X ) * RC

それぞれの変数の意味は・・・

T = 掛かる時間(秒sec)
X = 溜まる割合(50%なら,0.5)
R = 抵抗値(単位Ω)
C = コンデンサーの容量(単位は、F=ファラド)

※ ln は、log e と同じです。e=自然対数
関数電卓にも、[ln] ボタンがあります。
DSC00185.JPG

では、計算式を、関数電卓で打ち込んでみますと・・・
下の写真のようになります。
※ X=を変数として入力できます。「便利!」
※ 右端が切れていますが、計算式は続いています。
DSC00181.JPG

X=50%なので、50と打ち込みます。
DSC00180.JPG

答えは、もう既に、上の画像に出ています。(^^;;
6.931471806 * 10のマイナス3乗ですから、約 6.93m sec となります。

※ 残念ながら、シミレーターの画像とは異なります。
電圧(赤の線)の立ち上がりが、垂直でないからかも知れませんね~

こちらは、JavaScriptを使って計算するページを作ってみました。

たとえば、X=80 と入力すると、
答えは、16.094・・・ m (秒sec)となります。
※ 抵抗R、コンデンサーCも変更可能

この計算式を使えば、
抵抗とコンデンサーの値を変化させることで、
波形を滑らかに変化させることができますよ~

実際には、さまざまな用途で使われる回路ですが、

プログラムと似ていて、
ひとつひとつは、とてもシンプルですね~

今日も「いいスマイル」で行きましょう!


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投稿者 shiozumi : 18:20