2010年04月11日
「オーディオアンプ」
みなさん、おはようございます。
休日出勤のみなさん、お勤めご苦労さまです。
今日は、先週のトランジスターに部品を追加して、
オーディオアンプに挑戦しましたよ~
こちらが回路図です。
※クリックで拡大します。
左側から、V2音源の入力です。
ここから入った音声信号が、
右側の、R1(32Ω)から、出力されます。
そして、入力の後に、C1
出力の出前にある、C2 はコンデンサーで、直流をカットします。
※音声信号のみを通過させるためのフィルターです。
後は、中央左の上から、R2(500Ω)抵抗 → D1(ダイオード)
→ D2(ダイオード) → R3(500Ω)抵抗となり、
その右、トランジスターが2つ連結している、
その間から、音声出力を取り出しています。
それぞれのトランジスターは、Q1(NPN)、Q2(PNP)
と、動作は同じですが、電流の向きが異なります。
尚、この回路は、コンプリメンタリー回路といって、
波形が+になったときは、Q2、-の時は、Q1が動作します。
又、出力インピーダンスが下がるので、
スピーカーなどの手前に利用されます。
※スピーカは、4Ω~32Ω
その右は、V1(20V)は、直流電源です。(※実際は、5V程度)
では、実際に組み立て実験してみましょう。
分かりにくいですが、部品は7~8個なので、
あっという間にできました。
※ブレッドボードは、差し込むだけです。(はんだ不要)
それでは、いつものように、シグナルジェネレーターで、
800Hzのサイン波形を入力します。
直流電源は、4.0V です。
すでに、回路には、20mAの電流が流れていますね。
こちらは、おなじみの、オシロスコープです。
上が、入力のサイン波、下が出力の波形ですが、
こちらも綺麗なサイン波になっていますね。
※画面では、電圧が増加したように見えますが、
分かりやすいように、出力を大きく表示しています。
実際は、電圧増幅はありません。
では、実験の様子は、動画ファイルに変換してあります。
周波数を上げると音が上がり、
オシロスコープに波形の幅が変化するのも確認できます。
サイン波のテスト動画(avi形式 14M bytes)
どうでしょうか?
高音になると、ピーとキツイ音になりますね~(^^;;
次は早速、mp3を音源として、
音楽を実際に鳴らしてみましょう。
音楽再生テスト(avi形式、10M bytes)
ちょっと意外でしたが良く聞こえます。(^^;;
カメラのマイクなので録音状態はよくありませんが、
直接、耳で聞いた感じは、そんなに悪くはありません。
このままだと、モノラルなので、
ステレオにするために、2セット組み立てました。
スピーカも、昔から使っていた、
Microlab を繋げてみましたよ~
「おお~わりとしっかり鳴っていますよ!」
テスターで測定してみると、電圧約4V、電流は16mA です。
出力は片チャンネルで、64mW(ワット)ぐらいですね。
今回は、余っていた部品で、
これだけの音がでるとは思ってもいませんでした。
仕事中にパソコン机の上で聞く分には十分です。
視聴したい人は、私の「ラボ」に、
いつでも来てくださいね~
お待ちしています!
今日も「いいスマイル」で行きましょう。
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投稿者 shiozumi : 14:02