2010年08月21日
「米国の長期失業」
みなさん、おはようございます。
休日出勤のみなさん、
お勤めご苦労さまです。
米国では850万人もの職を失い、
現在でも、その一割の80万人程度しか、
雇用が改善していません。
その要因として、
海外の現地の雇用を増やしているそうです。
今や市場開拓は、自国ではなく、
今後の可能性が見込める海外なのでしょう。
また、残念ながら優秀な人材の質、量ともに、
インドや中国の方が上です。
ハーバードへ通う日本人留学生は、たったの5名だとか?
「日本人学生 存在感薄い」ハーバード大学長会見。
つまり、これが現状であり、
世界の未来を表していると思います。
つまり、大学のことではありますが、
将来の企業像として見ることもできますね。
どの企業も生き残りをかけて、
毎日が真剣勝負をしています。
必然的に将来の理想を求めて、
中身はどんどん変わっていきます。
でも、私たち個人は、
そのスピードには、全く追いつけません。
人は、簡単に考えや行動を変えられないものです。
たとえ変えようとしても、時間が掛かります。
ここが、雇用問題の根本的な要因で、
高い壁になっていることは、
だれもが、痛いほどよく分かっています。
結局、その人ができる内容の仕事を、
国は用意するしか方法がなくなります。
でもこれは、時間の先延ばしとなるだけで、その場しのぎ。
不景気がくるたびに、この問題が表面化するのでしょう。
雇用なき回復は、先進国の大きな重荷となり、
じわじわと、国の体力を失っていきます。
先進国のデフレ、新興国のインフレ、
バランスをとるための中心点は、
どこだか分かりませんが、
日本を含めて、先進国で働く人は、
ここが正念場です。
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投稿者 shiozumi : 10:51