2010年08月30日
「プログラム学習その6」
みなさん、おはようございます。
今日は、先日の続きです。
プログラムよりもデーターを知る方が、
具体的な理解が深まります。
これは、システム全体の設計から、
コーディングまで、どの工程についても、
同じことが言えます。
プログラミングのテストやデバッグ工程では、
何らかの入力に対して、正しい出力が得られるか?
ということに注力しています。
つまり、ソースの読みやすさとか、
どのようにプログラムが組まれているのか?
製品の最終段階では、求められていません。
どんな状況でも正確に、時間内に動作すれば、
製品チェックはOKです。
ということで、結果重視≒データー重視です。
よって、データーについての捉え方を、
しっかり、みなさんには習得して欲しいと思います。
※実際は、綺麗なプログラムの方がバグも少ないです(^^;;
では、データーをどうのように扱うか?
その基本を説明して行きたいと思います。
まず最初は、アサイン(assign)定義です。
何をどう定義するか?
すべては、ここから始まり、
最終的に商品の品質が決まる、重要な部分でもあります。
具体的にひとつのデーターを決める場合には、
1.データー形式
2.データー長さ(桁数)
3.データー変化(固定or可変、最小値~最大値)
このような要素を決める必要があります。
例えば、年号のデーターを定義する場合を、
ここで一緒に考えてみましょう。
1.データー形式は、10進数の整数とします。
2.データーの長さは、キャラクター型で4桁。
3.データーの変化は、1ずつ増える(可変)0000~9999(最小値~最大値)
と仮定した場合。
ここでシステムの問題が直ぐに出てきますね~
まず、紀元前を表すことができません。
もうひとつは、10000年は、0000年になってしまいます。
どちらも、無視できるレベルではありますが、
ここでは、わざと例外エラーを取り上げてみました。
このように、データーを一つ定義するたびに、
問題がおこるかどうか把握する必要があります。
俗に言われる、システムの仕様というのは、
このような定義によって、決まっていきます。
尚、これをプログラムで対応する場合は、
エラー処理という形で実装します。
9999年から、10000年に変わる瞬間に、
なんらかのメッセージを出力するなど、
if文でチェックを入れます。
このように見ると、データー設計が、
実は、プログラムの基本でもあり、
品質を決める重要事項でもあります。
今日も「いいスマイル」で行きましょう!
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投稿者 shiozumi : 10:22