カタツムリ2010年09月03日

「プログラム学習その7」

みなさん、おはようございます。

再び、データーベースに話を戻します。

正しく動作させるには、
最終的なデーターが正確に合っていればOKです。

ただ、実際にデーターが変化していく過程においては、
なぜか想像していた内容と異なっていきます。

妙に不思議に感じるとき、これがデーターの不具合です。

そして、どんな時にそれが起こるのか?
その瞬間を掴むまでは、そのバグに悩まされます。

幾つかの条件が重なったときに、
起きる症状を見つけるのは、とてもやっかいな事になります。

できれば、データーを変更するとき、
すべてのログを残しておきたいものですね~

上書きのみでは、過去の状態の変化が、
全く分からなくなってしまいますから・・・

上書きの頻度が、頻繁に多くない限りは、
すべての過去ログを残すことをお勧めします。

そうすれば、いつ、どのプログラムが、
どんな値を書きこんだのか?
後で調べる手がかりになるからです。

又、あり得ないデーターを予測しておいて、
アラートを立てる方法もあります。

最小値や最大値だけでなく、
変化量に関しても調べるようにするとよいでしょう。

その分、システムの負荷は増えますが、
今どきは処理スピードを優先するよりも、
膨大なプログラムを管理するための、
チェックをしっかり入れた方が賢いと思いますよ~

バグが多いと商品サービスになりませんが、
システム全体の処理が遅いぐらいなら、
メモリーを増やしたりCPUを早くするだけでも、
十分改善できるわけです。

又、ソフト的なエラーチェックが、
本番でも掛からないようになったなら、

デバッグ機能を外してしまえば、
パフォーマンス改善にもなります。

コンパイラーのスイッチのようなものを、
自前で用意するぐらいは、予め考えておきましょう。

話が、かなり長くなりましたが、
予測不可能なデーターのバグは、
殆どは、複数のプログラムからの書き換えが原因です。

身近な例ですと・・・

雨の日、コンビニに入るとき、
傘をたたんで、傘立てにいれた場合。

買いものを済ませて外にでるとき、
「あれ~傘がない!」

・・・誰でも経験あると思います。

要するに、誰かが、
自分の傘を持っていったのですが、
不思議なバグの多くは、所詮、そんなものばかりです。

複数で開発する場合、
自分のデーターは、自分しかいじらないこと、

複数の関数から、
共有の変数に対して書き換えしないこと。

もし変数や、受け渡しがある場合は、
その辺りのルールを明確にきっちりと仕様に残すべきです。

オブジェクト指向だろうが、そうでなかろうが、
この辺りが、すべてのキモになることは、
ITだけでなく、普段の仕事でも感じますね~(^^;;

結果が出ない人の多くは、
繋ぎの部分が、あまり上手でないと思います。

少なくても会話の量を増やすか、
書面に残して、相手との意思の疎通を計って下さいね~

今日も「いいスマイル」で行きましょう!


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投稿者 shiozumi : 09:04