～ゲームプログラマー社長ブログ～

2007年07月24日

若手社員の引き抜きほど・・・悲しいことはない。

イースマイルは、エンジニアを出向させるビジネスである。
最近、出向先の現場で、弊社の社員が、露骨な引き抜きにあっている。

人が集まらない会社では、新しい人材の確保が難しい。
その結果、モラルハザードが起ってしまっているのだろう。

事情は分かるが、とても悲しい行為だ。とにかく止めて欲しい。
何故かといえば、私の経験上、良い結果を生まないからである。

最初の１～２年、順調かもしれないが、必ず転機が訪れる。
神の仕業とも思えるぐらい、上手く行かなくなってしまうのである。

これは脅しだと、誤解しないで欲しい。
２０年間の社会人経験で得た、私の知恵である。

人生で成功している人は、重要なことは、慎重に考えて行動する。他人の言葉で安易に動かされるような行動は決して取らない。

もし私が転職するのなら、２０社の面談を受けて、
５～６社程度の内定を貰い、そしてじっくり比較検討を行なう。
それぐらい丁寧に調べれば、今よりも良い会社に転職できると予測できるからだ。

くれぐれも、誘われた会社と今の会社を項目別に、単純に比較してしまうような、そんな狭い範囲で考えて、安易に結論を出さないで欲しい。

ちなみにマクドナルドの藤田社長は、『転職先では、最低５個以上のメリットが必要だ。期待していたことの、３～４つは必ず消える！』　とおっしゃられていました。『５個以上のメリットがないと、実際に転職する意味がなくなってしまう。』　これもある意味同様だろう。

転職は、その人の人生を大きく変える重要な選択になってしまう。
そのことだけは、決して忘れないで欲しい。

一般論でもあるが、まずは、ひとつの会社で３年働いてみてはどうだろうか。今よりも正しい判断基準や、他の自身の大切な価値観が身についてくると思う。その時にもう一度、じっくり考えて見ても、よいのではないか。

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投稿者 shiozumi : 00:34 | コメント (1) | トラックバック (0)