～ゲームプログラマー社長ブログ～

2007年08月09日

Ｗｉｉとプログラミングから学ぶ！

『三軸加速度センサー』 と言われて何を思いつきますか？
実は、Ｗｉｉのコントローラーに使われている部品です。

上下、左右、前後、原子の直径の１０分の１のほどの動きも検地できるそうです。これによって、新しい遊びの体感ゲームが誕生しました。

発売台数も３００万台を越えて、ＰＳ３の１００万台に大きく差をつけています。新しい発想が、勝負の明暗を分けたのでしょう。

ハードの方も、両社のアプローチは全く異なります。
ＰＳ３は自社の内製にこだわっていますが、Ｗｉｉは、複数のメーカー部品を組み合わせて設計されています。

ＣＰＵはＩＢＭ社、サブＬＳＩは、メガチップス社、ＤＲＡＭはサムスン電子、無線ＬＡＮはミツミ電機、ＡＣアダプターは田淵電機、そしてコントローラーは、アナログデバイセズ社です。（※日経新聞参考）

私達ちの体も、Ｗｉｉ以上に、多くの要素からできています。
コントローラーにあたる部分は、人間でいえば、目、耳、口、鼻、手、いわるゆる五感です。

これらの感度をよくして行けば、新しい自分が発見できるかもしれません。
そして得た情報を、ＣＰＵにあたる部分、人間の脳で正しく処理することが理想です。

ここで、少々やっかいな問題が起こります。
それは、『難しいなあ～』 『面倒だなあ～』 『時間がない』 『つまらない』 『疲れた～』 などの気持ちです。

プログラミングをするときにも、これらの気持ちが出てくると、必ずバグを生んでしまいます。

今日一日中、プログラムを書きましたが、最後は時間が足りなくなり、理想の形にまで修正できませんでした。
社内で使用するツールということもあり、とりあえず納品しましたが、後でツケがまわってくるでしょう。

プログラムは、自分を映す鏡です。誤魔化したり、嘘をつくと、後でかならずバレます。（＾＾；；

やはり物を作る人は、自分に対して厳しく、正直であることが一番重要です。
私はプログラミングを通じて、この真理を多くの場面で学んできました。

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投稿者 shiozumi : 01:08 | コメント (1) | トラックバック (0)