2007年11月23日
「人間の関係」五木寛之著
人は「関係ない」では、生きられない。
今日は、この本を紹介します。
プログラマーとしての立場で、ちょっと強引に解釈して説明しますね。
人という個性、データー(プロパティー)は、多種多様である。
人と人との関係、つまりデーターとデーターの橋渡しをする、プログラム関数(メソッド)に注目しよう。
要約すると、こんな感じです。
なんにでも、シンプルに例えて結びつけてしまうのが、
プログラマーの職業病とでも言うのでしょうか(^^;;
設計段階で、この抽象化の概念はとても重要ですよ。
これができれば汎用性も高くなり、機能拡張も容易になりますしね。
さて、この本のタイトル「人間の関係」に注目しようという発想は、
個々の人間を見るのではなく、お互いの関係が、どうなっているのか?
そこを重要視しています。
逆に言えば、相性の良い悪いではなく、
お互いの関係に、何か一つでも良いものがあれば、人間関係は続くと言うことです。
また作者が60才、70才、80才代で、3回うつになる時期があるのですが、
ここで、どう解決してきたのか紹介されております。
60代は、「歓びノート」、70代は、「悲しみノート」、80代は、「あんがとノート」
というシンプルなテーマで、毎日一言の日記をつけていたそうです。
例えば、特になくても「今日は、何事もなく、無事に過ごせて、ありがとう。」と言ったことです。
自分に対して、よく見つめる機会を持つこと、
考察することは、とても良いことだと、私は思っています。
この本も、お薦めの一冊です。
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投稿者 shiozumi : 09:14 | トラックバック (0)