2010年09月06日
「プログラム学習その9」
みなさん、おはようございます。
日経新聞によると、
文科省が、2012年度から「ITエリート育成」と称して、
小中高生1000人に特別講座を開くそうです。
プログラミングも外国語の強化を同じ感覚で、
中学校あたりの教科に組み込んで行って欲しいものですね~
ローカル変数と、グローバル変数では、
全くその使い方が異なります。
ローカル変数は、個々のプログラム関数内で使われるだけですから、
バグがあったとしても、そこだけに集中すれば、原因が分かります。
それとは対象にグローバル変数は、
幾つからのプログラムから参照されたり、
書き換えされるような処理があると、
システム全体のリスクが急に高まります。
オブジェクト指向、クラスを使って書けば、
データー変数の書き換え権限は制御できるものの、
他の関数から呼ばれる場合は、
結局のところ、リスクはあまり減りません。
したがって関数もデーターも、
階層を意識して上位から下位まで、
ピラミッド構造にすることと、
並行(横)の関係にあるデーターなどは、
それを扱う関数と用意し、
直接、変数にアクセスできないように設計するのが、
いちばんベストです。
特に、グロバールな変数が増えると、
構造が複雑になりますから、
仕様が分からない他のメンバーには、
書き込みは勿論のこと、
参照さえも制限するべきですし、
後の仕様変更を考えれば、
すべて関数を用意した方が良いでしょう。
自分一人でプログラミングするときも、
ソースの数が増えてくると全体を把握できなくなり、
似て非なる、同じような処理のプログラムを、
作ってしまうこともあります。
人の記憶は曖昧になってきますから、
複数メンバーは勿論、長期の仕事の場合は、
仕様書を必ず残すことを、お勧めします。
今日も「いいスマイル」で行きましょう!
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投稿者 shiozumi : 09:48