2008年01月13日
Hello world が最初の一歩!
■Hello world
言わずと知れた、標準出力に表示する文言であり、単純なプログラムです。
では実際に、C言語で書いてみましょう。
メモ帳などのテキストエディターで、main.c という名前で作成して下さい。
void main(void)
{
printf("Hello World !");
}
ファイルを保存したら、コンパイルしてみましょう。
コマンドプロンプト画面を表示して下さい。
ソースを解凍したディレクトリーに移動して、a.bat を実行して下さい。
a.batファイルの中身は、たった2行です。
cl /c main.c
link /OUT:main.exe main.obj
cl これで、main.c から、main.obj が作成されます。
link で、main.obj から、main.exe が完成します。
これで、コマンドラインから、main.exe を実行させてください。
Hello World ! と表示されれば、OKです!
■コンパイル環境
※cl.exe と link.exe は、マイクロソフトのVisual Studio のコンパイラーソフトです。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/ こちらからダウンロードできます。
補)bcc や、gcc などの他のコンパイラーでも可能です。
※vcvars32.bat は、a.bat の前に実行して下さい。
cl.exe や link.exe のファイルがある場所(パス)を、環境変数に設定しています。
コマンドラインで、path と入力すると確認できます。
補)コマンドラインのウィンドーサイズは、横140×縦50ぐらいの大きさに設定しましょう。
■テキストディター
※メモ帳などでもプログラム開発はできますが、プログラマーを目指すなら、専用のテキストエディターを使いましょう。文字コード対応したもの、バイナリー編集機能などがあるものがお薦めです。
※MIFES(マイフェス) http://www.megasoft.co.jp/mifes/
※秀丸(ひでまる) http://hide.maruo.co.jp/
補)Visual Studio の統合環境を使う前に、まずは基本を覚えるためにも、自力でコマンドラインでコンパイルして下さい。
投稿者 shiozumi : 22:46 | コメント (0) | トラックバック (0)
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