2007年07月31日
麻雀学園は、熊さんとの初仕事
麻雀学園は、私のデビュー作です。
家庭用ゲーム機、PCエンジン用のソフトです。約10万本ぐらい売れたと思います。
当時は、6502というアセンブラ言語でプログラムを書いていました。
低級言語なので、掛け算、割り算などの命令が存在しません。mul,div もないのです。(^^;;
掛け算は、足し算を繰り返す。割り算は、引き算を繰り返す。
今では信じられないぐらい、開発効率が悪かったですね。
結局、完成までに6ヶ月間もかかりました。
当時の私にとって、アセンブラは、プログラムの基礎から学ぶには最適でした。
アセンブラーは、とても単純な言語です。命令も少ないです。
かなり乱暴な例えですが、C言語は漢字、アセンブラはひらがな、とイメージして下さい。
漢字が使えない分、プログラムは、とても長くなります。その代わり、かなり力は付きますね~
今の人は、C言語から習い始めるので、ポインターが分からない人も少なくありません。
そんな場合、アセンブラーの勉強をして見てはどうでしょうか? Z80などがお勧めですよ。
『 熊さ~ん。本当に懐かしいですね!』
熊さんは、私の大先輩です。今もイースマイルで一緒に仕事をしている、チーフデザイナーです。
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投稿者 shiozumi : 22:36 | トラックバック (0)