2007年08月16日
口頭レベルの報告ではもの足りない?
先日のすし屋のバイトで学んだ重要なことの一つに報告があります。
食材管理では、仕入数、販売数、在庫数を、毎日記録しているのですが、
店を開けるときと締めるときは、リーダーが責任をもって本部に書面で報告し、
それによって、つまみ食いなどの不正が起こらないよう厳密に管理しています。
また労働時間も自分自身で記録するのですが、必ずリーダーに見せることになっています。
2~3分ぐらいの遅刻を、誤魔化すこともできません。
こんな環境で働いていると、本当に正しい報告の姿勢が身についてきます。
今日の新聞に、北海道を代表する土産品の菓子『白い恋人』の賞味期限が改ざん事件がありました。
記憶の新しいところでは、食肉加工卸会社「ミートホープ」なども同様ですが、
これらの事件は、報告と管理がしっかりしていないことが、おそらく原因でしょう。
その根本として、人間としての真理が、深く関係していると考えられます。
人は誰でも、悪い報告を言いたくありません。見ないフリをしたり、誤魔化したりするものです。
だから、悪いことを責めてしまうと、さらに正しい報告が上がってこなくなります。
「罪を憎んで人を憎まず」というドラマのセリフがありましたが、これと似た言葉で、
「人を管理するのではなく、ルールを管理せよ。」と書いてあります。
これは経営書籍のベストセラー『ビジョナリーカンパニー』の一文です。
正しく報告できるようにするためには、まずルールや環境を作らなければなりません。
そしてその基本は、作業履歴を必ず記録することです。
毎日記録を続ければ、過去のデーターと比較もできます。大体の数字の流れもつかめるでしょう。
また毎日10分でも構わないので、顔を合わせた会議も欠かせません。
お互いの目を見れば、気持ちも伝わりますし、作業についての感想も聞きたいものです。
そして問題提起と合わせて、アイデアを出すと仕事ができると思わせます!!
報告から信頼関係を作るテクニックも、是非、身につけて欲しいものですね。
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投稿者 shiozumi : 01:36 | コメント (1) | トラックバック (0)
コメント
白い恋人おいしかったのにほんとに残念です。目をみて人と話すことの大切さはほんとに重要ですね。電話やメールじゃ好きな子の気も引けないですよね♪
投稿者 kirin : 2007年08月16日 20:21