カタツムリ2008年01月05日

「青い鳥症候群について」

ooruri05.jpg

入社して3年も経たないうちに、他社の方が良く見えて、
転職してしまうケースを、『青い鳥症候群』と言うのですが、ご存知でしょうか。
最近の若い人に、特に見られる傾向です。

こちらで話の解説が紹介されています。

スキルUPのため、別業界への転職なら、まだ分かりますが、
同業種の転職なら、最低でも5年はひとつの会社に勤めた方が良いと思います。

技術があれば、どの会社でも通用するだろうと考えていませんか?
それだけで全面的に人を信用することも滅多にありません。
必要なのは一緒に仕事をした実績から生まれる、信頼関係なのです。

例えば、入社した時点で、どんなに実力があったとしても、
初めて任せる仕事は、皆、同じレベルの簡単な作業から始めます。
その結果を上司は判断して、徐々に仕事のレベルに差をつけて行くのです。

最初の1~2年は、やはり勤怠をしっかり見るでしょう。
遅刻や欠勤がないか、「ほう・れん・そう」はできているか、
会社や仕事に対しての理解をしているかなどです。

どの会社でも、中心的な社員の多くは、
そこで長く勤めて、今まで実績を積み重ねてきた人です。
「技術」と「実績」の両方が揃って、はじめてその人が認められるのでしょう。

ちなみに私は、一度も会社を辞めたことはありません。
アークシステムワークスのときは経営の問題から2社に分かれ、
私が移籍した会社はゲーム業界の不況で倒産したのです。


ツイッターはじめました~フォロー待ってま~す!!
↓↓↓下記の3つのバナーをクリックして下さい。ランキングUPにご協力をお願いします。↓↓↓

にほんブログ村 経営ブログへランキングUP!

ランキングUP!

banner2.gif 人気blogランキング!

投稿者 shiozumi : 01:01 | コメント (1) | トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL

http://blog.e-smile.ne.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/183

コメント

今の世の中「学歴社会」と言われ、資格の種類が多種多様になってきてしまったせいで、どうも青い鳥症候群となる人間が増えているように思います。
ただ、同時に会社側も「見せ掛けでの即戦力」を望む傾向が増えているのも確かかもしれません(日本全体が不景気なせいで、経費削減に走るせいでしょうか)

すでに目指す方向の舞台に立っている場合はともかく、そうでなければ「実績」や「信頼」を作るのは結構難しいです。
プログラムの経験がない人間が独学でのみ積み上げるのは大変ですし、そういう方向へのコネがないのに信頼を準備するのは辛いですから。
そういう「見せ方」が一番の課題だったりするのかもしれません。

ただ、近年では同人やMusieといった配信手段も増え、主にネットワークを介して会社側が「実績を買う」という方法も増えているので、結構いいかなと感じています。
Win95や98時代に比べるとプログラムや音楽、絵もフリーのツールが多く存在し、以前のように「やりたくても出来ない」という悲しさがないのはいい時代だと思いました。

投稿者 Sh : 2008年01月05日 08:40