～ゲームプログラマー社長ブログ～

2008年06月24日

フェラーリをデザインした男が語る「日本のモノづくり」

みなさん、おはようございます。
今日は湿度が高く、じめじめしていますね。
くれぐれも事故に合わないよう気をつけて下さい。

さて、毎週月曜日の１０時からテレビ東京で放映されている、カンブリア宮殿はご覧になっていますか？
昨日は、デザイナーの奥山氏が出演しておりました。

カンブリア宮殿のサイトはこちらから

海外の自動車メーカーに就職し、
有名な車のデザインを手掛けてきた人です。

今は独立して、Ken Okuyama Design代表を勤めていますが、
椅子、めがね、空間デザインなど、様々なデザインを手掛けております。

その番組の中で、何度も取り上げられているのが、一冊のノートです。
そこには、彼のデザインがぎっしり詰まっているのですが、
なんと、毎日１００個のアイデアを必ず出すことを、ノルマとして続けているのです。

彼曰く、デザインを頼まれてから考えるようでは、ロクなものが出来ないそうです。
だから、毎日のアイデアをストックして置き、
お客様からの注文が入ったら、その中から幾つか選び、
それを材料として使いデザインするのだそうです。

一般的にもよく言われますが、
アイデアは机の前で出てくるものではなく、
リラックスした状態のとき、
つまり自分の一番よい状態でないと、生まれて来ないものです。

そういう意味でも、彼のノートに書かれたアイデアは、
自然に出てきたものばかりで、新鮮で、しかも品質が良いのでしょう。

それをライブラリー化して利用しているのですから、
アイデアやデザインと言った感覚的なものを、
合理的に生産して、活用しています。

芸術の世界で生きている人なのに、
しっかりした根拠のもと、計算された論理的な生産方法です。

デザイナーや、クリエイターを目指す人は、
彼のその姿勢や方法は、とても参考になると思います。

それでは今日も、いいスマイルで行きましょう！

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投稿者 shiozumi : 09:25 | コメント (1) | トラックバック (0)